夫は昔から髪の毛の量が少なく、しかも年齢が増すにつれて一層髪の毛の量が少なくなったのが目立つようになりました。
またヘアの量が少ないのに加えて、円形脱毛症にもなってしまいました。
本人はひどく落ち込んでしまい、髪の毛に対してひどいコンプレックスを持つようになったのです。
外出するときは常に帽子をかぶって、できるだけ人前に自分の髪の毛の状態を晒したくないのがはた目にもわかりました。
夫は若い頃から様々な育毛剤や髪の毛のローション、養毛効果のあるシャンプーなど試してきましたが、残念なことにそれほど効果があったとは思えません。
これは遺伝だから仕方がないと本人もなかばあきらめ気味でいました。
あるとき私がたまたまネットでフィナステリドのことを読む機会がありました。
これは男性型脱毛症の進行を抑制し、ヘアサイクルつまり髪の毛が生まれ変わる周期を正常な状態に戻してしまう治療薬であり、アメリカのメルク社が開発した薬で日本製の薬ではありません。
米国FDAが認可した薬で世界中で使用されているのが現状です。